デジタル大辞泉 「潮垂れる」の意味・読み・例文・類語 しお‐た・れる〔しほ‐〕【潮垂れる/塩垂れる】 [動ラ下一][文]しほた・る[ラ下二]1 みすぼらしいようすになる。元気がないように見える。「しょぼしょぼと―・れた姿で帰って来る」〈花袋・田舎教師〉2 衣服などが潮水にぬれて、しずくが垂れる。また、雨・露・霜などにぬれる。「露霜に―・れて、所定めず惑ひありき」〈徒然・三〉3 涙を流す。泣きぬれる。「御覧ずるたびごとに、九条殿―・れさせ給はぬ折なし」〈大鏡・公季〉[類語]濡れる・湿る・潤う・湿す・濡らす・潤す・濡れそぼつ・湿気る・潤む・浸潤・じめつく・じとつく・そぼつ・そぼ濡れる・しょぼたれる・しょぼ濡れる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例