濛濛(読み)モウモウ

デジタル大辞泉 「濛濛」の意味・読み・例文・類語

もう‐もう【××濛/××朦】

[ト・タル][文][形動タリ]
霧・煙・ほこりなどが立ちこめるさま。「―と砂ぼこりをまき上げる」
心がぼんやりとしているさま。
「木の本に―としてぞ立たりける」〈太平記・二七〉
[名]病気
「御―の御きたう申すよし申す」〈御湯殿上日記
[類語]どんより昏昏陰陰蒼然模糊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android