瀬川康男(読み)セガワヤスオ

デジタル大辞泉 「瀬川康男」の意味・読み・例文・類語

せがわ‐やすお〔せがはやすを〕【瀬川康男】

[1932~2010]絵本画家・絵本作家・版画家。愛知の生まれ。本姓鈴木松谷みよ子が文を書いた「きつねのよめいり」の挿絵で絵本画家としてデビュー。他の作品に「いないいないばあ」「絵巻平家物語」など。後年は自ら文・絵を手がけた絵本も残した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「瀬川康男」の解説

瀬川康男 せがわ-やすお

1932-2010 昭和後期-平成時代の絵本作家。
昭和7年4月5日生まれ。35年松谷みよ子文「きつねのよめいり」でデビュー。絵巻物風のダイナミックな画風は海外でも評価され,42年松野正子文「ふしぎなたけのこ」でブラチスラバ世界絵本原画展グランプリを受賞。平成4年「絵巻平家物語」で産経児童出版文化賞。平成22年2月18日死去。77歳。愛知県出身。岡崎北高卒。作品はほかに谷川俊太郎文「ことばあそびうた」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android