火成論(読み)かせいろん

精選版 日本国語大辞典 「火成論」の意味・読み・例文・類語

かせい‐ろん クヮセイ‥【火成論】

〘名〙 花崗岩玄武岩は、地球内部のマグマ冷却・固結してできたとする説。一八世紀末、イギリスのハットンらが唱えた。→水成論

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デジタル大辞泉 「火成論」の意味・読み・例文・類語

かせい‐ろん〔クワセイ‐〕【火成論】

地球内部の火の力を重視し、花崗岩かこうがん玄武岩マグマの冷却固結でできるという説。18世紀末、英国ハットンらが唱え、水成論を唱えたドイツのA=G=ウェルナーらとの大論争を経て認められた。

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