火風(読み)かふう

精選版 日本国語大辞典 「火風」の意味・読み・例文・類語

か‐ふう クヮ‥【火風】

〘名〙
① 火と風。
正法眼蔵(1231‐53)山水経「火風は上にのぼり、地水は下にくだる」
火炎を伴って吹く風。
太平記(14C後)三九「青色の鬼神顕れ出でて、土嚢結目を解く。火風其の口より出でて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「火風」の意味・読み・例文・類語

か‐ふう〔クワ‐〕【火風】

火と風。
火炎を伴った風。
「青色の鬼神顕れ出でて…―その口より出でて」〈太平記・三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「火風」の読み・字形・画数・意味

【火風】かふう

熱風

字通「火」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android