災患(読み)サイカン

デジタル大辞泉 「災患」の意味・読み・例文・類語

さい‐かん〔‐クワン〕【災患】

わざわい。災難。「災患を救う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「災患」の意味・読み・例文・類語

さい‐かん ‥クヮン【災患】

〘名〙 わざわい。災難。うれい
太平記(14C後)三〇「災患(サイクヮン)本種無し。悪事を以て種とすといへり」 〔春秋左伝‐成公一八年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「災患」の読み・字形・画数・意味

【災患】さいかん(くわん)

わざわい。〔左伝、襄十一年〕乃ちふ。載書に曰く、そ我が同、~姦を保つ毋(な)く、(とく)(亡命者)を留むる毋く、災患を救ひ、亂を恤(あは)れみ、好惡を同じうし王室を奬(たす)けん~と。

字通「災」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android