炉縁(読み)ロブチ

デジタル大辞泉 「炉縁」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ぶち【炉縁】

炉のふちに取り付けてある枠。また、炉のそば。炉ばた。炉辺ろへん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「炉縁」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ぶち【炉縁】

〘名〙
① 炉のへりにとりつけたわく。ろえん。
※紙上蜃気(1758)「炉縁(ろブチ)
② 炉のほとり。炉ばた。ろえん。炉辺
高野聖(1900)〈泉鏡花一八「炉縁(ロブチ)に行燈を引附け」

ろ‐えん【炉縁】

〘名〙 囲炉裏のふち。また、炉端。〔運歩色葉(1548)〕
秋山記行(1831)一「炉縁を腰掛にして跋扈(ふんばたがり)て」

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