炎細胞・焔細胞(読み)ほのおさいぼう

精選版 日本国語大辞典 「炎細胞・焔細胞」の意味・読み・例文・類語

ほのお‐さいぼう ほのほサイバウ【炎細胞・焔細胞】

〘名〙 原始的な排出器官である原腎管を構成する終端細胞。細長い中空の細胞で、その内部にある繊毛を動かして周囲組織から老廃物を集め、主管を経て排出孔から体外へ排出する。扁形動物紐形動物輪虫類などに見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android