世界大百科事典(旧版)内の点列の収束の言及
【収束】より
…(1)数列の収束 実数または複素数を項とする無限数列{an}(n=1,2,……)があって,項の番号nが限りなく増していくとき,対応する項anが一つの数αに限りなく近づく場合に,この数列は収束して極限値αをもつ,またはαに収束するといい,このことをで表す。例えば(2)点列の収束 距離ρが定義されている空間に,無限点列{pn}(n=1,2,……)があるとする。その空間に1点pがあって,距離の数列{ρ(pn,p)|n=1,2,……}が0に収束するとき,点列{pn}は距離ρに関して点pに収束するといい,点pを点列{pn}の極限点という。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」