点床(読み)チョボユカ

デジタル大辞泉 「点床」の意味・読み・例文・類語

ちょぼ‐ゆか【点床】

歌舞伎劇場で、義太夫節を演奏する場所舞台上手上部に設けられ、がかけられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「点床」の意味・読み・例文・類語

ちょぼ‐ゆか【点床】

〘名〙 歌舞伎の劇場で、義太夫節を語る太夫と三味線ひきがすわる床をいう俗称。舞台の上手に位置し、出語り以外は簾がかけられている。
冷笑(1909‐10)〈永井荷風〉三「チョボ床(ユカ)へ上る急な梯子の下から」

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