為替平衡操作(読み)かわせへいこうそうさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「為替平衡操作」の意味・わかりやすい解説

為替平衡操作
かわせへいこうそうさ

市場介入」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の為替平衡操作の言及

【外国為替資金特別会計】より

…日本銀行は大蔵大臣の代理人として,外国為替資金により外国為替市場に介入して外貨の売買を行い,為替相場に影響を与える。このような通貨当局による介入は,為替平衡操作あるいは単に平衡操作と呼ばれる。【河西 宏之】。…

【為替相場政策】より

…1983年9月末現在,IMF加盟145ヵ国中92ヵ国が特定国通貨(主として米ドル)またはSDRその他の通貨バスケットに対する釘付け政策を採っているが,先進諸国はヨーロッパ通貨制度(EMS)参加8ヵ国の取決め(〈共同フロート〉の項参照)を別にすれば,おおむね管理フロート制を採用している。 為替相場の変動を安定化するためになされる通貨当局の介入(外国為替市場での自国通貨を対価とした外貨の売買)は,為替平衡操作(または為替安定化操作)と呼ばれるが,その名称は,両大戦間の為替動揺期に導入されたイギリスの為替平衡勘定(1932)およびアメリカの為替安定資金(1934)の活動に由来する。固定相場制下では,この操作を通じて為替相場の変動が狭い範囲内に限定されるが,大規模な国際収支の赤字・黒字が生じた場合には平価の切下げ・切上げによって国際収支の均衡回復が図られる。…

※「為替平衡操作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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