烏蒙山(読み)うもうさん

世界大百科事典(旧版)内の烏蒙山の言及

【イ族(彝族)】より

…この土司(首長)支配は,階層化したイ族社会に深く根付いたが,一方では権力を集中する土司が中央の命令に従わず,自己の支配権を強固にした。とくに山岳地帯に住む黒羅羅,たとえば烏蒙山(雲南省北西)や涼山(四川省南部)は一大勢力地区であった。しかし清代の雍正期(1723‐35)以降,烏蒙山の諸土司は清朝の土司支配に強く抵抗を続けたが,ほとんどは清朝の支配をうけいれた。…

※「烏蒙山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android