焚焼(読み)フンショウ

デジタル大辞泉 「焚焼」の意味・読み・例文・類語

ふん‐しょう〔‐セウ〕【×焚焼】

[名](スル)もやすこと。焼くこと。
廬舎―せられ、田野踏藉せられて」〈兆民三酔人経綸問答

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精選版 日本国語大辞典 「焚焼」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐しょう ‥セウ【焚焼】

〘名〙
仏語。荼毘(だび)にふすこと。〔文明本節用集(室町中)〕 〔釈氏要覧‐下〕
火事などで焼けること。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二「然に、火おこりて、舎宅を焚焼(ボンセウ)(〈注〉ヤク)す」

ふん‐しょう ‥セウ【焚焼】

〘名〙 焼くこと。もやすこと。
※律(718)賊盗「或故焚焼而殺」 〔墨子‐天志下〕

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普及版 字通 「焚焼」の読み・字形・画数・意味

【焚焼】ふんしよう

やく。

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