無人小型超音速実験機(読み)むじんこがたちょうおんそくじっけんき(英語表記)small experimental HSCT unmanned aerial vehicles

知恵蔵 「無人小型超音速実験機」の解説

無人小型超音速実験機

独立行政法人宇宙航空研究開発機構が進めている次世代超音速旅客機研究実験の1つ。無人実験機をロケットで打ち上げ、超音速で滑空飛行させて、数値流体力学計算を実証する。全長11.5m、全幅4.5mで、実機の約8分の1。2005年10月10日、オーストラリア・ウーメラで打ち上げられた。

(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android