無常の敵(読み)ムジョウノカタキ

デジタル大辞泉 「無常の敵」の意味・読み・例文・類語

むじょう‐の‐かたき〔ムジヤウ‐〕【無常の敵】

死をたとえていう語。
「―きほひ来たらざらんや」〈徒然・一三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無常の敵」の意味・読み・例文・類語

むじょう【無常】 の 敵(かたき)

死をいう。
徒然草(1331頃)一三七「しづかなる山の奥、無常のかたききほひ来らざらんや」

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