無援(読み)ムエン

デジタル大辞泉 「無援」の意味・読み・例文・類語

む‐えん〔‐ヱン〕【無援】

助けのないこと。援助のないこと。「孤立無援

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無援」の意味・読み・例文・類語

む‐えん ‥ヱン【無援】

〘名〙 助けのないこと。助援する者のいないこと。「孤立無援
雑嚢(1914)〈桜井忠温二九「無援(ムヱン)孤城に拠り、僅かに一万五千の兵を以て四万余の敵に抗し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「無援」の読み・字形・画数・意味

【無援】むえん(ゑん)

孤立する。〔後漢書、班超伝〕超、立無なり。~(粛宗)超の單、自立する能はざるをれ、下詔して超を(め)す。超、發してる。勒(そろく)、國を擧げて憂し、~互ひに超の馬脚をきて、行くを得ざらしむ。

字通「無」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android