無敵(読み)むてき

精選版 日本国語大辞典 「無敵」の意味・読み・例文・類語

む‐てき【無敵】

〘名〙 (形動)
相手になる敵がいないほど強いこと。また、そのさま。不敵。無双
※箚録(1706)「儒者の詞にも〈略〉仁者無敵などと云ることを引き、殊勝なること斗り云る」 〔孟子‐梁恵王・上〕
② 対抗できないほどはなはだしいこと。また、そのさま。
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下「むてきにどくづいてやれ」

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デジタル大辞泉 「無敵」の意味・読み・例文・類語

む‐てき【無敵】

[名・形動]非常に強くて敵対するものがないこと。対抗できるものがないこと。また、そのさま。「無敵な(の)猛将」「天下無敵
[類語]強大強力強い最強力強い・勝負強い・屈強強豪強剛剛強一騎当千手ごわい精強多力強烈強勢パワフル強靭精鋭破竹の勢い手厳しい痛烈シビア厳しいきつい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん峻烈しゅんれつ苛酷かこくこく鋭い激しい手ひどいこっぴどい辛辣しんらつすさまじい猛烈苛烈熾烈しれつ手強い激烈鮮烈凄烈凄絶壮烈壮絶悲壮過激ラジカル激甚急激激越矯激ファナティック先鋭烈烈どぎついひどいすごいものすごいはなはだしい桁外れ桁違い並外れ格段著しい荒荒しい荒っぽい大荒れ猛然荒らか威烈猛に

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普及版 字通 「無敵」の読み・字形・画数・意味

【無敵】むてき

対手がない。

字通「無」の項目を見る

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