無月(読み)むげつ

精選版 日本国語大辞典 「無月」の意味・読み・例文・類語

む‐げつ【無月】

〘名〙 雨などのために月が見えないこと。特に陰暦八月一五日の夜、曇りのため名月が姿を見せないことをいう。《季・秋》
※俳諧・三冊子(1702)白双紙「落月・無月の句つつしむべし」 〔瑯記‐巻中

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デジタル大辞泉 「無月」の意味・読み・例文・類語

む‐げつ【無月】

曇ったり降ったりして、月が見えないこと。特に中秋の名月についていう。 秋》滑川なめりかは海よりつづく―かな/万太郎

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「無月」の解説

むげつ【無月】

宮崎芋焼酎。北郷湧水を仕込み水に使い、蒸留した原酒は大型の甕で3年以上貯蔵し熟成させる。原料はさつま芋、米麹。アルコール度数25%、37%。米焼酎麦焼酎もある。蔵元の「櫻の郷酒造」は平成6年(1994)「井上酒造」の出資により設立所在地は日南市北郷町郷之原甲。

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デジタル大辞泉プラス 「無月」の解説

無月(むげつ)

宮崎県、櫻の郷酒造株式会社が製造する芋、麦、米焼酎の銘柄

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