無涯(読み)むがい

精選版 日本国語大辞典 「無涯」の意味・読み・例文・類語

む‐がい【無涯】

〘名〙 かぎりのないこと。はてしないこと。
※中右記‐長治二年(1105)一月一七日「早旦参内、宗能之慶、無涯之恩、不次之賞由、且以奏聞」 〔司馬相如‐上林賦〕

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デジタル大辞泉 「無涯」の意味・読み・例文・類語

む‐がい【無涯】

限りのないこと。はてしのないこと。
「此種の文字人間―の嗜好に供すべき者なれば」〈逍遥小説神髄

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普及版 字通 「無涯」の読み・字形・画数・意味

【無涯】むがい

涯なし。

字通「無」の項目を見る

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