焼津[市](読み)やいづ

百科事典マイペディア 「焼津[市]」の意味・わかりやすい解説

焼津[市]【やいづ】

静岡県南部,駿河湾西岸の市。1951年市制。大井川扇状地北東部と瀬戸川下流の低湿地を占める。全国有数の水揚高を上げるマグロ・カツオ遠洋漁業基地として知られる焼津港が中心で,鮮魚を全国に出荷するほか,つくだ煮,缶詰かつお節などの水産加工業発達製薬ビールなどの飲料機械工業も盛ん。東海道本線が通じ,東名高速道路焼津インターチェンジがある。2008年11月志太郡大井川町を編入。70.31km2。14万3249人(2010)。
→関連項目御前崎[町]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android