焼粉(読み)やきこ

精選版 日本国語大辞典 「焼粉」の意味・読み・例文・類語

やき‐こ【焼粉】

〘名〙
① 焼いて粉にしたもの。
耐火粘土高熱で焼き、砕いて粉末としたもの。耐火煉瓦(れんが)坩堝(るつぼ)などを作るのに用いる。
食道楽‐夏(1903)〈村井弦斎〉一七四「メリケン粉を大匙十杯にベーキングパウダー即ち焼粉(ヤキコ)を軽く一杯の割で交ぜて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「焼粉」の意味・読み・例文・類語

やき‐こ【焼(き)粉】

焼いて粉にしたもの。
耐火粘土を高熱で焼いて粉末としたもの。耐火煉瓦れんが坩堝るつぼなどを作るのに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android