精選版 日本国語大辞典 「照照坊主」の意味・読み・例文・類語
てるてる‐ぼうず ‥バウズ【照照坊主】
〘名〙 翌日の晴天を祈って、軒下などにつるす紙の人形。四角い紙の真中に芯(しん)を入れ、それをまるくしばった簡単なものもある。願いがかなって晴天になれば墨で眼睛(ひとみ)を書き、または神酒(みき)を供えて川に流したりする。てるてるぼうし。てりてりぼうず。てりてりほうし。てれてれぼうし。てりほうし。てりびな。
※童謡・てるてる坊主(1921)〈浅原鏡村〉「てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ」
てりてり‐ぼうず ‥バウズ【照照坊主】
〘名〙 =てるてるぼうず(照照坊主)〔俚言集覧(1797頃)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報