熟否(読み)じゅくひ

精選版 日本国語大辞典 「熟否」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ひ【熟否】

〘名〙
果実穀物などで、熟したものと熟さないもの。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「枝上の菓実を一口噛むで熟否を嘗(こころ)むることであった」
物事になれていることとなれていないこと。熟練と未熟。
歩兵操典(1928)第四七一「射撃の効力操銃の熟否、部隊状態

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デジタル大辞泉 「熟否」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ひ【熟否】

果実・穀物などの、熟すことと熟さないこと。
事に慣れていることと慣れていないこと。「運転技術の熟否

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