熨斗糸(読み)ノシイト

デジタル大辞泉 「熨斗糸」の意味・読み・例文・類語

のし‐いと【熨斗糸】

製糸の際、繭の糸口を見つけ出すためにとった糸を引き伸ばしたもの。紬糸つむぎいとなどの材料にする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「熨斗糸」の意味・読み・例文・類語

のし‐いと【熨斗糸】

〘名〙 製糸の際、繭から緒(いとぐち)をさがすときできる口糸。また、玉糸製の一番劣等なものをいう。絹紡糸原料となる。〔和英語林集成初版)(1867)〕

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