デジタル大辞泉 「燐酸カリウム」の意味・読み・例文・類語 りんさん‐カリウム【×燐酸カリウム】 燐酸のカリウム塩。無色の結晶。水に溶け、水溶液は強アルカリ性。合成洗剤の製造に用いる。化学式K3PO4 工業上は水素酸を含めていい、燐酸二水素カリウムKH2PO4の単結晶は強誘電体で、圧電素子・電気工学素子やレーザーの光高調波発生に用いられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「燐酸カリウム」の意味・読み・例文・類語 りんさん‐カリウム【燐酸カリウム】 〘名〙 (カリウムはKalium) カリウムの燐酸塩。斜方晶系の無色の結晶。化学式 K3PO4 吸湿性が高く、石鹸製造、脱硫に用いる。工業、医薬方面では、燐酸水素カリウム(K2HPO4, KH2PO4)をさすことがある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報