燻炭(読み)クンタン

デジタル大辞泉 「燻炭」の意味・読み・例文・類語

くん‐たん【×燻炭】

籾殻もみがら木屑蒸し焼きにして炭化させたもの。多孔性で通気性がよく、土壌改良材として用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の燻炭の言及

【園芸】より

…海砂は貝殻片などをふくみ良質であるが,塩分を洗い去ることが必要である。(f)燻炭(くんたん) もみがらや木片を炭化させたものは多孔質で通気,保水がよく,適宜の大きさにふるい分けて赤玉土や川砂と混ぜて東洋ラン,山野草の栽培に用いる。 腐葉土が入手困難となっている都市では,バーミキュライトやパーライト,ときにはもみがらや燻炭を2~3割混入することによって,草花類も樹木類もかなりよく育つ。…

※「燻炭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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