精選版 日本国語大辞典 「爛脱・乱脱」の意味・読み・例文・類語
らん‐だつ【爛脱・乱脱】
〘名〙
※史記抄(1477)三「此序乱脱したぞ、自頭至勒矣其下に服其━至不隠悪の廿六字が入る也」 〔楊倞‐荀子注序〕
※江談抄(1111頃)五「史記爛脱は只三巻也〈本紀第一。第四。第五伝也〉後漢書には廿八将論也。共有レ注。有二別紙一」
③ 定められた順序を守らないこと。
※醍醐寺文書‐応永二二年(1415)三月二一日・東寺長者祐厳拝堂記「但後代遂二前途一之輩守二次第之登用一、不レ可レ好二乱脱之儀一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報