父帝(読み)ちちみかど

精選版 日本国語大辞典 「父帝」の意味・読み・例文・類語

ちち‐みかど【父帝】

〘名〙 父親である天皇。父である帝。
※宇津保(970‐999頃)藤原の君「ちちみかど、母后の給ふ、『この源氏、只今の見る目よりも行先なり出ぬべき人なり。我むすめ、此人にとらせてん』との給て」

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デジタル大辞泉 「父帝」の意味・読み・例文・類語

ちち‐みかど【父帝】

天皇である父。
「夢の中にも―の御教へありつれば」〈明石

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