片敬(読み)カタケイ

デジタル大辞泉 「片敬」の意味・読み・例文・類語

かた‐けい【片敬】

江戸時代武家会見のあいさつや書状などで、一方だけが相手に対して敬称を用いたこと。⇔諸敬もろけい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片敬」の意味・読み・例文・類語

かた‐けい【片敬】

〘名〙 江戸時代、親戚の間がらにある大名挨拶、書状などで、敬称を一方だけが他方に対して用いること。へんけい。⇔諸敬(もろけい)両敬

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