片落ち(読み)カタオチ

デジタル大辞泉 「片落ち」の意味・読み・例文・類語

かた‐おち【片落ち】

[名]
欠けたり切り落としたりした、残りの一方部分。「たい片落ち
預金または貸し出しの利息計算で、預け入れ日・貸し出し日、または払い戻し日・返済日の一方に、利息をつけないこと。
[名・形動]不公平であること。また、そのさま。片手落ち。
闘争けんかをしても人民の権力皆同しきを以て、―の裁判なく」〈岡三慶・今昔較〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android