版心（読み）はんしん

精選版 日本国語大辞典

はん‐しん【版心】

〘名〙 和漢書版本の前小口(まえこぐち)、すなわち、各丁の折目の部分。柱。

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

はん‐しん【版心】

和漢書で前小口のこと。各丁の折り目の部分。柱。

出典　小学館

普及版 字通

【版心】はんしん

板心。中央の折目のところ。板心。〔国立中央図書館宋本図録、一三六〕東坡先生集、二卷一册～十行、行ごとに十六字、白口、版心上に字數を記し、下に工の名を記す。～版心兩魚の、書名卷數の下に、(まま)庚午重刊～乙卯刊等の字り。

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出典　平凡社「普及版 字通」