牛窓[町](読み)うしまど

百科事典マイペディア 「牛窓[町]」の意味・わかりやすい解説

牛窓[町]【うしまど】

岡山県南東部,邑久(おく)郡の旧町。主集落は牛窓瀬戸を隔てて前島に対するかつての西国航路の風待港,潮待港で,地元産の備前焼,塩などの積出し,木材集散で栄えた。県下有数の蔬菜産地で,畜産オリーブ栽培も行う。ノリカキ養殖が盛ん。2004年11月邑久郡邑久町,長船町と合併し市制瀬戸内市となる。27.50km2。7792人(2003)。→牛窓津

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android