デジタル大辞泉 「物する」の意味・読み・例文・類語 もの・する【物する】 [動サ変][文]もの・す[サ変]《ある動作をそれと明示しないで婉曲えんきょくに表現する語》1 詩文などを作る。「傑作を―・する」「一句―・する」2 「ある」「居る」、また「行く」「来る」などの意を表す。「などかく怪しき所には―・するぞ」〈源・明石〉3 「言う」「食う」「書く」「与える」など、何かを行う意を表す。「心地あしみして、ものも―・したばで、ひそまりぬ」〈土佐〉[類語](1)書き下ろす・書き著す・書する・著す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例