改訂新版 世界大百科事典 「狗邪韓国」の意味・わかりやすい解説
狗邪韓国 (くやかんこく)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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古代朝鮮の弁韓(べんかん)の一国。慶尚南道金海の付近。「魏志」弁辰伝では弁辰狗邪(べんしんくや)国とある。「魏志倭人伝」では帯方郡から邪馬台(やまたい)国への経路上,朝鮮半島の最後の国で,帯方郡から7000余里,対馬へ渡る直前にみえる。のち発展して金官加羅(きんかんから)国(南加羅あるいは加羅・加耶とも)となる。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
…朝鮮古代の加羅諸国中の有力国。別名は金官加羅,大伽耶,狗邪(くや)国,狗邪韓国,駕洛(から)国,任那(みまな)加羅,任那。現在の慶尚南道金海郡を中心とし,王都址の金海邑には多くの遺跡があり,早くから開けていた。…
※「狗邪韓国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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