狙公(読み)そこう

精選版 日本国語大辞典 「狙公」の意味・読み・例文・類語

そ‐こう【狙公】

〘名〙 猿回しのこと。
随筆独寝(1724頃)下「昔、もろこしに狙公といひて猿飼ありしが

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デジタル大辞泉 「狙公」の意味・読み・例文・類語

そ‐こう【狙公】

猿を飼う人。猿回し。

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普及版 字通 「狙公」の読み・字形・画数・意味

【狙公】そこう

猿飼い。〔荘子斉物論〕狙(とち)を賦(わか)つに、(あした)に三にして(くれ)に四にせんと曰ふ。衆狙皆怒る。曰く、然らば則ちに四にしてに三にせんと。衆狙皆(よろこ)ぶ。名實未だ虧(か)けずして、喜怒用を爲す。

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