狩野久(読み)かのう ひさし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野久」の解説

狩野久 かのう-ひさし

1933- 昭和後期-平成時代の日本史学者。
昭和8年8月5日生まれ。昭和38年奈良国立文化財研究所にはいり,平城宮跡,飛鳥(あすか)藤原京跡の発掘調査部長をへて,61年文化庁主任文化財調査官となる。平成3年岡山大教授。のちに京都橘女子大学教授。古代都城木簡などを研究。稲荷山古墳出土の鉄剣銘を解読したひとり。北海道出身。京大卒。著作に「木簡」「日本古代の国家と都城」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android