狩野友信(読み)かのう とものぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野友信」の解説

狩野友信 かのう-とものぶ

1843-1912 幕末-明治時代の日本画家。
天保(てんぽう)14年生まれ。狩野董川(とうせん)の長男狩野雅信(ただのぶ)の門にはいる。のち川上冬崖(とうがい),ワーグマン洋画をまなび,フェノロサらの鑑画会で活躍。明治24年東京美術学校(現東京芸大)助教授となった。明治45年7月15日死去。70歳。江戸出身。号は春川,一青斎。作品に「松下人物」「鷲図」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android