狩野如林(読み)かのう じょりん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野如林」の解説

狩野如林 かのう-じょりん

1802-1872* 江戸時代後期の画家
享和2年生まれ。狩野養信(おさのぶ)にまなび,かたわら軍学をおさめる。美作(みまさか)(岡山県)に帰郷後,津山藩主松平氏にその技を賞されて狩野姓をあたえられ,御用絵師となった。明治4年12月22日死去。70歳。名は宗信別号如春,如山,松甫。作品に「百花鳥の図」「日本百景絵巻物」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android