狭布(読み)きょう

精選版 日本国語大辞典 「狭布」の意味・読み・例文・類語

きょう ケフ【狭布】

〘名〙 奈良平安時代陸奥の国などから調庸として貢納された、幅のせまい布。
三代格‐八・大同五年(810)二月二三日「応陸奥国浮浪人調庸准土人狭布事」

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デジタル大辞泉 「狭布」の意味・読み・例文・類語

きょう〔ケフ〕【布】

古代奥州から調代物として貢納された幅の狭い白色の麻布

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