猜忌(読み)サイキ

デジタル大辞泉 「猜忌」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【×猜忌】

ねたましく思ってきらうこと。「猜忌の念をぬぐえない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猜忌」の意味・読み・例文・類語

さい‐き【猜忌】

〘名〙 ねたましく思ってきらうこと。また、その気持
黄葉夕陽邨舎詩前編(1812)一・御領山大石歌「吾嫌世上多猜忌、楽子無一レ知屡来過」
※政党評判記(1890)〈利光鶴松〉二「立憲自由党勢力を猜忌せる離間手段は」 〔後漢書‐中屠剛伝〕

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普及版 字通 「猜忌」の読み・字形・画数・意味

【猜忌】さいき

そねみ、いむ。〔後漢書、申剛伝〕の時、王を專らにし、に猜忌多し。

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