猩猩足(読み)しょうじょうあし

精選版 日本国語大辞典 「猩猩足」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐あし シャウジャウ‥【猩猩足】

〘名〙 花台や置物台など調度類の足の、曲線状に湾曲したもの。高いものを鷺足(さぎあし)、低いものを猫足花形のものを華足(けそく)という。
大菩薩峠(1913‐41)〈中里介山〉お銀様の巻「猩々足(セウゼウアシ)の台の物も置かれてありました」

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デジタル大辞泉 「猩猩足」の意味・読み・例文・類語

しょうじょう‐あし〔シヤウジヤウ‐〕【××猩足】

花台・置物台などの脚を装飾的に曲線状としたもの。さぎ足と猫足の中間の高さのものをいう。

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