猫の額(読み)ネコノヒタイ

デジタル大辞泉 「猫の額」の意味・読み・例文・類語

ねこ‐の‐ひたい〔‐ひたひ〕【猫の額】

《猫の額が狭いところから》場所の狭いことのたとえ。ねこびたい。「猫の額ほどの庭」
[類語]手狭い狭い狭苦しいせせこましいきつい手狭てぜま狭小狭隘きょうあい狭窄きょうさく窮屈偏狭猫額びょうがく所狭い方寸尺寸せきすん寸土立錐の地ナロー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猫の額」の意味・読み・例文・類語

ねこ【猫】 の 額(ひたい)

(猫の額が狭いところから) 面積の狭いことのたとえ。
浮世草子御前義経記(1700)八「下の関は猫の額(ヒタヒ)ほどある所なれども、諸方の入込む湊にて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android