献上博多(読み)けんじょうはかた

精選版 日本国語大辞典 「献上博多」の意味・読み・例文・類語

けんじょう‐はかた ケンジャウ‥【献上博多】

〘名〙 (江戸時代、藩主黒田侯から将軍献上したところから) 博多織帯地の上等のもの。中央独鈷(どっこ)または花菱模様浮織にしてある。献上。
怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一七「帯は献上博多をしめたいとか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「献上博多」の意味・読み・例文・類語

けんじょう‐はかた〔ケンジヤウ‐〕【献上博多】

《藩主黒田侯が江戸幕府に献上したところから》博多織の帯地の上等なもの。中央に独鈷とっこ形の文様が織り出してある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「献上博多」の意味・わかりやすい解説

献上博多【けんじょうはかた】

博多織

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android