デジタル大辞泉 「猶予う」の意味・読み・例文・類語 いざよ・う〔いざよふ〕【猶=予う】 [動ワ五(ハ四)]《上代は「いさよう」》1 進もうとしてもなかなか進めない。躊躇ちゅうちょする。ためらう。「傾きかかった月の光が、―・いながら、残っている」〈芥川・偸盗〉2 進まないでとまりがちになる。停滞する。とどこおる。「あじろ木に―・ふ浪の音深ふけてひとりや寝ねぬる宇治の橋姫」〈新古今・冬〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例