獼猴(読み)みごう

精選版 日本国語大辞典 「獼猴」の意味・読み・例文・類語

み‐ごう【獼猴】

〘名〙 (「みこう」とも) =びこう(獼猴)色葉字類抄(1177‐81)〕
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)六「仏家には、人の心を猿にたとへられたり。六窓獼猴(ミゴウ)といふ事あり」

び‐こう【獼猴】

〘名〙 猿(さる)。おおざる。
霊異記(810‐824)下「後生に此の獼猴の身を受けて、此の社の神と成るが故に」 〔戦国策‐斉策〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「獼猴」の意味・読み・例文・類語

び‐こう【××猴】

猿。おおざる。
「―の群を為して遊ぶを見る」〈柳北・航西日乗〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「獼猴」の解説

獼猴 (サル)

動物。ヒト以外の霊長類総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android