精選版 日本国語大辞典 「玄上・玄象」の意味・読み・例文・類語
けんじょう ケンジャウ【玄上・玄象】
(「げんじょう」「げんしょう」とも)
[一] 琵琶の名器。九世紀中頃、遣唐留学生藤原貞敏が琵琶博士簾承武から譲り受けて帰朝し、以後歴代天皇の御物となったが、今は伝わらない。これにまつわる奇跡的伝説が多い。
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