玉川千之丞(初代)(読み)たまがわ せんのじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉川千之丞(初代)」の解説

玉川千之丞(初代) たまがわ-せんのじょう

?-1671 江戸時代前期の歌舞伎役者
若衆歌舞伎時代から野郎歌舞伎時代にかけての女方舞踊,小歌の名手。はじめ京都村山座の舞台をつとめ,寛文元年江戸中村座で「高安通(たかやすがよい)」(「河内(かわち)通」)の井筒姫を演じて好評を博した。寛文11年5月14日死去。享年は35から36歳か。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android