デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉翁(1)」の解説 玉翁(1) ぎょくおう 1460-1521 室町-戦国時代の僧。寛正(かんしょう)元年生まれ。越後(えちご)(新潟県)の人。曹洞(そうとう)宗の寺で出家。浄土宗に転じ,下総(しもうさ)飯沼弘経寺(茨城県)の良肇(りょうちょう)の法をうける。のち京都におもむき,応仁(おうにん)の乱でやかれた真如堂,六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)などおおくの寺院を復興。文亀(ぶんき)2年本覚寺をひらいた。永正(えいしょう)18年1月17日死去。62歳。俗姓は上杉。号は団誉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例