玉趾を挙ぐ(読み)ギョクシヲアグ

デジタル大辞泉 「玉趾を挙ぐ」の意味・読み・例文・類語

玉趾ぎょくし・ぐ

《「春秋左伝」僖公二六年から》貴人が足を運ぶ。また、貴人が来て下さる。
「将軍一たび―・げて」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「玉趾を挙ぐ」の意味・読み・例文・類語

ぎょくし【玉趾】 を 挙(あ)

貴人が身を起こされる。思い立たれる。また、貴人の足労をいう語。
※経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「将軍一たび玉趾を挙て急に阿善の備なきに臨まれなば一朝にして事輙ち定らん」 〔春秋左伝‐僖公二六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android