王家(読み)おうか

精選版 日本国語大辞典 「王家」の意味・読み・例文・類語

おう‐か ワウ‥【王家】

〘名〙
聖徳太子伝暦(917頃か)下「生於倭国之王家、哀矜百姓、棟梁三宝」 〔書経‐微子之命〕
帝王のすまい。王宮
経国集(827)一三・詠雪応詔〈朝原道永〉「王家銀作屋、帝里玉為台」

おう‐け ワウ‥【王家】

[1] 〘名〙 =おうか(王家)
[2] 花山源氏の白河家の別称王氏伯家

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デジタル大辞泉 「王家」の意味・読み・例文・類語

おう‐け〔ワウ‐〕【王家】

王の一族、また、家筋。おうか。
神祇伯じんぎはくを世襲した白川家のこと。伯家はくけ。伯王家。

おう‐か〔ワウ‐〕【王家】

おうけ(王家)

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普及版 字通 「王家」の読み・字形・画数・意味

【王家】おう(わう)か

王室金文(さいき)〕昔先王に女(なんぢ)に命じて宰と作(な)し、王家を(をさ)めしめたまへり。

字通「王」の項目を見る

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